V O I C E O F S E T T L E Rセンパイ移住者

徳永文平さん
Uターン
徳永文平さん
  • 出身地大阪府
  • 現住所高松市
  • 移住年2024年
  • 仕事会社員

本当にやりたいことがここにある。 ルーツに戻って見つけた新しいキャリアの可能性

移住の決め手は「家族」と「仕事」


東京の大学で経済学を修め、まちづくりに興味を持って、2017年に関西で鉄道会社に就職しました。鉄道業界を選んだのは、他業界に比べて「まちの住民に向き合う」要素が大きいと感じたからです。でも入社2年目くらいにはもう「地元の家族に何かあったら…」と離れて暮らす不安も感じ始めて、香川に戻ることを考えるようになりました。

それから数年、Uターンの決め手になったのは、条件にぴったりの仕事が見つかったことです。転職のために登録していたエージェントに、思い切って「ここで働かせてもらえませんか」と申し出てみたんです。鉄道会社では新規事業開発部門でイベント運営から予算計画まで幅広く担当し、中でも採用活動はやりがいのある業務でした。地方創生という意味では、人の活性化も地域の活性化につながるはず。「自分がやりたいと思っていることがちょうど香川にある、地元に貢献できる仕事はこれだ!」と直感しました。


地域活性化に貢献する実感が原動力


まったく畑違いの業界なので、転職後は文字通り一からのスタートでしたが、前職の幅広い経験が生きて社内では「転職希望者と向き合う時もポイントをしっかりつかめている」とうれしい評価もいただき、とても楽しくやっています。

おそらく「香川のような田舎には仕事がない」と思っている人が多いでしょうし、ほかならぬ僕もその一人でした。でも情報を積極的に集めてみると、文系理系問わずさまざまな分野にいろんな会社があり、特にものづくり系には面白い企業が多いことに気づきます。まさにそういうところで人と地域の会社を結び付けていくのが今の仕事。当社はU・Iターン転職に特化しているため「いかに外からの人を呼び込むか」が重要で、自分の仕事をきちんとこなすことが地域創生に直結すると思うと大きなやりがいですよ。


地元に戻って自分のルーツを再確認


ずっと「自分の根っこは香川にある」と思っているせいか、戻ってみての感想は「やっぱり落ち着く!」ですね。電車通勤でもストレスが少なく、大都市圏のど真ん中で常に人と肩が触れ合いながら歩く生活に、今思えばちょっと疲れていたんだと思います。今は家族と近からず遠からずの距離で一人暮らしをしていて、何かあればすぐにお互い行き来できるのも安心です。

休日はまったく家から出ないか遠出するかの極端な二択です。趣味としてはどちらかというとアウトドアで、遠出をする時は徳島の海でダイビングを楽しんだり…。海も山も気軽に楽しめるコンパクトさは、四国の魅力の一つですね。エンターテイメントにあふれた都会を離れても、特に不自由は感じていません。戻ってきて本当によかったなと実感しているんです。


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