- Iターン
荻野悦司さん、香さん -
- 移住年2017
- 仕事ワインバー・ショップ経営
たどりついたのは、日々の楽しみがたくさんある街
理想の店を求めて地方に目を向けた
ワインショップを併設したワインバーを開きたくてどこでやろうか考えていた荻野さん。地元は車社会なので難しそう、暖かい地域で暮らしたいという妻の希望を汲んで、妻が訪れたことのある高松が候補に上がりました。荻野さん自身は四国を訪れたことがなく、前情報がないまま視察に来たのが平成29年9月のこと。街なかを歩いてみると、個人経営の飲食店が多くにぎわいが感じられたことから「この街ならば!」と即決。翌月には店舗物件を探し始め、半年後には高松で理想のお店をオープンしたのです。
いろんなものが生活を豊かにしてくれる
雨が少なく、温暖な気候で暮らしやすいところだなと日々感じています。高松に来てから海釣りを始め、釣った魚がお店のメニューに登場することも。高松市内は街がコンパクトにまとまっていて、徒歩でいろいろな場所に行けるのもいいですね。物価が安くて食材も豊か。特に野菜や魚が新鮮でおいしい!柑橘の種類も多くて初めて見る種類はつい買ってしまいます。「何もない」と地元の人は言いますが、いろんなものがあって楽しみがいっぱいある街です。これからは四国のほかの県にも出かけてみたいですね。
支援制度をフル活用!周りに支えられて開業
移住や店舗開業にあたっては、公的サポートを活用しました。香川県の視察補助、高松市の家賃補助制度、新規出店補助制度など移住者や新規開業者向けのサポートは後押しになりました。不動産屋さんに内装屋さんを紹介してもらうなど、周りの方からの助けもあったので移住してスムーズにお店をもつことができました。
高松は企業の支店が多く人の出入りのある街なので、外から来た人に対しておおらかに接してくれます。お店を始めてからも、周りの方に「一緒に何かしませんか?」と声をかけるとすぐに形になり、新しいことを始めやすい風土があります。移住者でも気負いなく暮らしていける空気感が心地よく感じます。